TOEIC勉強時間の目安

TOEICがどんなものかということについては「TOEICってどんなテスト?」に書いたとおりです。

そこで今回は、TOEICのスコアをアップさせるために必要な時間の目安について書く事にしましょう。

TOEICのスコアは最低値(最低点)が0、そして最高値(満点)が990ですが、ごくごく大雑把に言うと、点数を100点上げるには200~300時間の勉強が必要だと言われています。

計算通りにスコアが上がらないことも・・・

一日2時間勉強したとすると、月に60時間、年に720時間勉強することになるので、1年間で200点くらいはスコアアップできるはずですが・・・

残念ながら、なかなか計算通りに行かない場合も多いようです。

実際、年に200点も上がる人はごく一部。

毎日1~2時間しているくらいだと、年に100点位スコアアップできれば「順調」だと思います。

特に、きちんと優先順序を考えて、自分が何を分かっていないかということを考えながら勉強していない人は、700点前後で急に伸び悩むことが多いです。

スコアの伸び悩み

毎日勉強しているのに、1年以上スコアが上がったり下がったりという人もたくさんいます。

また、スコアは上に行くほど上がりにくくなり、700~800点取るまでに必要な勉強時間と、そこからから900点以上まで伸ばすのに必要な時間は同じくらいになると言う人もいます。

TOEICスコアと勉強時間の目安

「短期間で点数が上がる!」系の教材に注意

最近は短期間で大幅にスコアアップすることを売り文句にした本や教材も多いですが、あまり極端なものは信じない方がいいです。

僕は実際にそういうものを一通り見てきましたが、画期的な勉強法は何一つありませんでした。

どれも効果のある勉強法ではあるのですが、特別優れたものではないということです。

例えばこの本などもその一つの例です。

「TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール」

短期間でスコアアップしたい人にとっては、とても魅力的なタイトルですよね?

でも、実際に読んだ人のレビューを見てみると、こんなことが書いてあります。

半年でTOEIC800点については3週間のホームステイ、英会話講師をしているネイティブの人からのレッスン半年、5人のネイティブとルームシェア1年以上(毎晩のようにある議論にも参加)→TOEIC280点→通訳育成学校、トフルゼミナールに通う→TOEIC800点というもので、達成できた秘訣はバックグラウンドと学校だろとツッコミを入れたくなるようなもので、期待していたような「ルール」はありませんでした。
3年で同時通訳についても、TOEIC800点後すぐに英会話学校の教師として採用されていて、「時間なし」どころか英語を職業にしています。
そして別の英会話学校、通訳学校にも通い英語漬けの環境を作っています。
(amazonレビューより引用)

念の為に言っておきますが、僕はこれが悪い本だと言ってるわけではありません。

実際に中身を見てみましたが、効果的な学習法がきちんと書かれていますし、本気で英語を勉強する人が読めば参考になると思います。

ただし、特別な勉強法や短期間でスコアアップできる裏技的なものが書かれているわけではありません。

この本の著者の小熊さんは、人並み外れた努力で英語をモノにしたすごい人で、やっぱり結果を出す人は凄いんだなということがわかります。

大げさなタイトルを付けないと本が売れないという出版業界の事情が、読者に「誇大広告」のような印象を与える残念な結果になっているんでしょう。

一応、短期間で一気にスコアアップする人も存在しないわけじゃありません。

例えば、もともと英語力があるのにTOEICのテスト形式に慣れていないという人は、テスト対策をするだけで何百点も上がったりします。

でも僕の経験上、何の地力も無い人が短時間で一気にスコアアップできる「裏ワザ」は無いと断言できます。

天才的な頭脳の持ち主は別として、普通は1日に3~4時間くらい勉強しても、年間で200点から300点くらいの上がり幅が現実的だと思います。

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