原則3:結果よりも進歩を重視する

原則の3つ目は、結果より進歩を重視するということです。

これは勉強のやる気を持続させるためにも、ぜひ強烈に意識しておいてください。

「結果より進歩」というだけでは意図が明確に伝わらないと思うので、このページではその中身について詳しく説明しましょう。

勉強の成果は「0か100か」では判断できない

例えば英単語を記憶する場合、多くの人はその単語の意味を覚えているか、あるいは覚えていないかの二択で判断しています。

ここでいう「二択」というのは、単語帳で1つの単語を見て、その意味が思い出せたらOK、思い出せなければNGっていうような考え方ですね。

でも、人間の記憶というのは本来「0か100か」というようなものではなく、複数の段階があるわけです。

レベル0:全く知らない&見たこともない
レベル1:見たことがあるような気がする
レベル2:前に勉強したことがあるけど、意味が思い出せない
レベル3:時間をかければ意味が思い出せる
レベル4:すぐに意味が思い出せる
レベル5:見ただけでイメージが浮かび、複数の用法を思いつく

考え方には色々あるかもしれませんが、一例としてはこんな風に段階を分けることができるでしょう。

そして勉強の本来の目的は、ただ「覚える」ということではなく、このステップを少しでもレベルの高いものに進めることです。

だから、仮に単語帳を見て「思い出せそうで思い出せなかった・・・」という結果になっても、それは最初に勉強したときよりも2レベル進んでるわけで、十分に学習効果はあったと考えるべきなんです。

ステップアップ

もちろんそのままではテストの成績には結びつかないかもしれません。

それでもレベル0からレベル2に上がった状態なら、次に勉強した時にレベル3や4に達する可能性が大きくなっているので、意味が思い出せなかったからといってそれまでの勉強が無駄だったと考えるのは間違っています。

英語力が上がってもテストの点が下がる?

これは、TOEICのスコアについても同じです。

例えばTOEICの模試をやってみて、結果が600点だったとします。
それから2ヶ月後にまた模試をやったら、今度は575点だったとしましょう。

この場合、2ヶ月の間の勉強は無駄だったのでしょうか?

いえ、決してそんな事はありません。

たまたま苦手なタイプの問題が多く出た可能性もありますし、そもそもTOEICの問題は同じ実力の人が受けても、その点数は一定の範囲で上下することが証明されています。

実際にTOEICを主催しているETSも「プラスマイナス50点は誤差範囲」と公言しているくらいです。

スコアが下がればがっかりする気持ちは分かります。

でも、きちんと勉強していて自分の中の知識が増えている実感があるなら、焦って勉強法を変えたりせずに自信を持って前に進むべきです。

山登りで頂上を目指している場合だって、一直線に山頂に向かって進めるわけじゃありません。

道の曲がり方によっては逆に山頂から遠ざかる方向に歩く事だってあります。

実力が順調に伸びていても、それがストレートに結果に現れない場合もあるということを覚えておきましょう。

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