ルール2:紙の辞書を使わない

2番目のルールは、「紙の辞書を使わない」ということです。

古くから紙の辞書というのは、外国語を勉強する上での定番学習ツールだったと思います。

でも、タートルズメソッドでは、紙の辞書を一切使わないで勉強するのが基本です。

なぜかと言うと、学習効率を優先して勉強する場合、紙の辞書にはほとんど利点がないからです。

「紙の辞書には紙の辞書の良さがある!」
、という人もいるかも知れませんが、時間あたりの効率という点で言えば、紙の辞書を使うことは勉強するときに足を引っ張る結果になるだけです。

紙の辞書

その理由を説明しましょう。

検索に時間がかかる

紙の辞書で単語やイディオムを調べようと思うと、最低でも数十秒くらいの時間はかかるでしょう。

スペルが紛らわしかったり、単語が長いと1分以上かかることもあるかも知れません。

僕くらいの頭脳レベルだと、ちゃんと調べてるつもりがスペルを間違えてて、しばらく気づかずに時間をロスすることもしばしばです(笑)。

これに対して、電子辞書やweb辞書なら、せいぜい10秒もあれば意味を調べることができます。

しかもweb辞書の場合、スペルが多少違っていても近いものを提示してくれるので検索が非常にスムーズです。

効率を重視するなら、時間の短縮を考えるのは当然のことです。

「スペルを覚えられる」という意見への反論

紙の辞書はアルファベット順に単語が並んでいるので、マメにひくクセをつけると単語のスペルを覚えられるというメリットが有る、という人もいます。

ただ、そもそもタートルズメソッドでは「スペリングの勉強をしない」のが原則の一つになっています。
(詳細については「スペリングの勉強をしない」の項目をご覧ください)

だから、紙の辞書が持つと言われるこのメリットに関しても無視していいことになります。

また、百歩譲ってスペルを覚える勉強をするにしても、その時には手を動かして単語を繰り返し書いたほうがずっと効率的です。

他の単語や関連イディオムなどが覚えられる

紙の辞書を繰り返し引いていると、目的の単語以外にもいろいろな単語が目に入って語彙(覚えている単語の数)が増えるという意見もあります。

しかし、こんな事はメリットのうちに入りません。

紙の辞書では、単語やイディオムがアルファベット順に並んでいます。

そしてその中には、ネイティブの人でさえ「何だこりゃ?」というようなほとんど使われない単語やイディオムもかなり混ざっています。

その中で、たまたま目に入ってくる単語が重要な単語やイディオムである保証はどこにあるでしょうか?

時間あたりの効率という面で言えば、目的外の単語やイラストが目に入ってくるというのは、むしろデメリットといっても良いくらいです。

私たちは、限られた時間の中で勉強しなければなりません。

だから、単語やイディオムを覚える上では重要な単語から優先して覚える必要があるんです。

「目的にフォーカスする」というタートルズメソッドの原則に従って考えれば、目的外のことに目を向けて時間を浪費するのは極力避けるべきです。

紙の辞書を使ってメリットがあるのは、時間の制限などが全く無い中で「辞書の内容を楽しみながら英語を勉強したい」という人だけだと思います。

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