ルール1:スペリングの勉強をしない

タートルズメソッドでは、「原則」によって決まってくる細かい規則を「ルール」と呼んでます。

そして、その一つ目が「スペリングの勉強をしない」です。

厳密には英作文や単語の意味を覚える時に、スペルもある程度は頭に入れる事になるので「スペルを覚えるためだけの勉強をしない」というべきかもしれません。

「いや、スペルは覚えないとダメでしょ!」
と思うでしょうか?

しかし、タートルズメソッドではあえてそれを犠牲にします。

その理由は簡単かつ明快。

現代社会で英語を使う上では、スペリングを覚えることの重要性はあまり高くないからです。

英語のスペル

スペルを知らなくても不便はない?

例えば、会話をするときは発音さえ覚えていればいいので、スペルはほとんど関係ありません。

そして、英文を読むときにもスペルを「なんとなく」認識できれば十分ですから、正確にスペルを把握していなくても大丈夫。

わざわざスペルを覚える練習をしなくても、英文をたくさん読んだり、文法問題を解いているうちに、ある程度は感覚的に分かるようになっていきます。

例えば「complement」と「compliment」のように特に読み間違えやすい単語があっても、覚えるのはその見分け方だけでOKです。

話すときに「L」か「R」かを覚えておかないとダメな単語もありますが、これに関しても全ての綴りを覚える必要はありません。

スペリングは日本語で言えば漢字のようなものです。
読むことだけができて書けない単語がたくさんあっても、本や新聞、web記事などを読むのに問題はないはずです。

実はネイティブはスペリングが苦手

さらに・・・・。

実は文章を書く場合にも、スペルを覚えていないことは大して問題にならないことが多いのです。

なぜかというと、今はオートコレクト(パソコンやスマホの自動スペル修正機能)があるからです。

今やプライベートを始めとして、ビジネスでもほとんどの文書は電子媒体に置き換わっています。

手書きの文章が必要とされる機会は非常に少なくなってきていて、筆記体なんかはそろそろ日常的に使われる範囲からは消滅するとさえ言われています。

だから実際に、今の若いネイティブの多くはスペリングがかなり苦手です。

どれくらい苦手かというと、日本人でも分かるような単語でさえ、本などで調べないと間違えるということがよくあるくらいです。

彼らはもちろん英語ペラペラで、英語圏の文化の中で何不自由なく暮らしている人たちです。

英語圏で何不自由なく生活している彼らのスペリング能力が低いということは、とりあえず日常生活の中で英語を使うだけなら、スペリングはさほど重要ではないということを表していると思います。

手書きの機会が多い場合でも、スペルは後回しでOK

もちろん、人によって事情は多少違うかもしれません。

例えば英語を教えるために手書きでホワイトボードに単語を書く人は、ある程度スペルが頭に入ってないと不便だと思います。

ただ、手書きでの英語が必要になることがあったとしても、やっぱり一定レベルの英語力を身につけるまではスペリングの勉強はやらなくていいと僕は思っています。

なぜかというと、英語が未熟なうちは、スペリング以外の問題のほうがずっと大きな障害だからです。

スペルだけならスマホさえあれば一発で確認できますが、文法などはしっかり身についていないと使いようがありません。

手書きの手紙やライティングのある英語の試験でも、英文自体が作れるようになっていないと、スペルはスコアに結びつきません。

スペルを習得することが「重要ではない」ということではなく、実用性を考えれば、英語力が未熟な段階でわざわざ時間を割くべきではないということです。

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